家族葬のおもいで
家族葬経験者 80代 男性このホームページを見て、10年前のことを思い出しました。
母が平成22年8月に亡くなり、自宅で葬儀を行いました。
棺は我が家の仏壇の前に置き、その両端には、生け花の師範でもあった母のために、花をいっぱい飾りました。
長男の私が導師をし、弟・妹の家族数人で、形式抜きの、そこに母もいるかのような感じでした。
身内だからこその弾んだ会話を、きっと母も喜んで聞いていたことでしょう。
話も落ち着いたころに霊柩車が到着し、出棺の時は、茶道の師範でもあった母に、おいしいお茶の葉を持たせてあげました。
以前から、大きな式場での形式的な葬儀に、少し違和感を覚えておりましたので、我が家は家族だけで、母の最期を明るく送ろうと話し合っておりました。
10年前は、自宅での家族葬を、いろいろ言う方もいましたが、私は家族葬にして本当によかったと思っています。
家族葬は、我が家の忘れがたい思い出です。
こんな家族葬専門の葬儀社さんができたことを、経験者として、とても嬉しく思います。
頑張ってください。
2020年05月11日 16:09